🧠 TOEICトラップ:「Between」と「Among」

どちらも聞いたことある。でも違いを知らなければ点数を落とす。

TOEICのPart 5で、こんな文に出会います。

“The responsibilities were shared ___ the four teams.”

止まってしまう。
「between」も「among」も聞いたことある。どちらもそれっぽい。
でも正解は一つだけ。時間はあと数秒。

この違い、ちゃんと覚えれば簡単です。

🎯 なぜこのトラップが引っかけやすいのか?

TOEICが試しているのは、単語の意味ではなく、数と構造です。

  • between は「2つの物・人」

  • among は「3つ以上のグループ」

どちらも「間」や「中」を表しますが、使い方に明確なルールがあります。

📘 コーチングポイント

✅ 「Between」はこんなときに使う

  • 比較する対象が2つだけのとき

  • 明確に分かれている2者間の関係のとき

✅ I split the bill between Tom and Lisa.
✅ Choose between coffee and tea.
✅ The contract was signed between the CEO and the lawyer.

複数形でも「2つに分かれている」ならbetweenでOK。

✅ 「Among」はこんなときに使う

  • 対象が3つ以上で、1つのグループとして扱われているとき

✅ The prize was shared among the winners.
✅ He walked among the crowd.
✅ There was disagreement among the departments.

「グループの中で」「多数の中から」といった場面ではamong。

🧠 TOEICでの見分け方

空欄の後ろを見て、数と関係性を判断:

2つだけ → ✅ 「between」
3つ以上のグループ → ✅ 「among」

なんとなくで選ばないこと。数と構造がすべてです。

🧪 TOEIC形式の例題(解説つき)

1. The responsibilities were divided ___ the four team members.
(A) between
(B) among
(C) across
(D) over

✅ 正解:B
➡ 4人=グループなので「among」

2. She had to choose ___ two candidates.
(A) among
(B) between
(C) from
(D) with

✅ 正解:B
➡ 2人の選択 → 「between」

3. There was tension ___ marketing and sales.
(A) among
(B) between
(C) across
(D) by

✅ 正解:B
➡ 2部門 → 「between」

4. The tasks were shared ___ all departments.
(A) between
(B) among
(C) across
(D) during

✅ 正解:B
➡ 「すべての部門」=グループ → among

📝 ミニテスト(答えなし)

1. Profits were split ___ the two investors.
(A) among
(B) between
(C) by
(D) through

2. There was confusion ___ the five teams.
(A) between
(B) among
(C) in
(D) over

3. He walked quietly ___ the group of students.
(A) between
(B) among
(C) through
(D) around

4. The agreement was signed ___ the CEO and the client.
(A) among
(B) between
(C) within
(D) by

✅ 答えとコーチング

  1. between → 2人の投資家

  2. among → 5チーム=グループ

  3. among → 集団の中を通る

  4. between → 明確な2者間の契約

🔁 最後のまとめ

このトラップは語彙ではなく、数と関係性を見抜けるかどうか。

  • between → 2つの対象

  • among → 3つ以上のグループ

文の構造を見て選べば、迷う必要なし。
もう間違えない。

🇯🇵 TOEICトラップ:「Between」と「Among」FAQ 「between」と「among」の違いは何ですか? 「between」は2つの物や人に使います。「among」は3つ以上のグループに使います。 「between」はいつ使いますか? 対象が2つだけのとき、または明確に分かれた2者間の関係のときに使います。 「among」はどんなときに使いますか? 3つ以上の物や人がグループとして扱われるときに使います。 2人の間の話には「among」は使えますか? いいえ。2人なら「between」が正しいです。 「between the departments」は正しいですか? 2部門なら正しいです。3部門以上なら「among」の方が自然です。 「among the five people」は正しいですか? はい。5人はグループなので「among」が適切です。 「between the five people」は正しいですか? 通常は不自然です。個別に分けられた場合を除き、「among」が正解です。 TOEICではどちらがよく出題されますか? 両方よく出ます。特にPart 5の文法穴埋めでよく見かけます。 どうやって見分けたらいいですか? 対象が2つ → 「between」/3つ以上 → 「among」というルールで判断しましょう。 「among the team members」は正しいですか? はい。チームメンバーが3人以上なら「among」で正解です。 「choose among two options」は正しいですか? いいえ。2つの選択肢なら「choose between two options」が正解です。 「between」は選択にも使えますか? はい。2つの選択肢から選ぶときによく使います。 「among」は物理的な場所にも使えますか? はい。「among the trees」など、グループの中にいる状態を表せます。 「between」は動作にも使えますか? はい。「negotiation between A and B」のように、関係ややり取りにも使えます。 「among」と「between」を1文で使ってもいいですか? 構文が正しければ可能です。例:He stood between two chairs among a crowd. なぜこの違いは混乱しやすいのですか? どちらも「間」を意味するため、使い方のルールを知らないと間違えやすいです。 TOEICでのポイントは何ですか? 文の中で何人・何個が関係しているかを素早く判断することです。 英語では「sound」よりも「数」が大事って本当? はい。響きではなく、文の構造と対象の数がすべてです。 「among all departments」は正しいですか? はい。「all」はグループ全体を表すので、「among」が正しいです。 TOEICで間違えないためのコツは? 空欄の後ろを見て、対象の数が2なら「between」、3つ以上なら「among」と判断しましょう。