EnoughとToo:足りているか、問題になるほど超えているかで選ぶTOEIC判断
TOEIC Part 5では、enough と too は、時間・広さ・人数・お金・情報量などのビジネス文によく出ます。
大切なのは、文法用語を思い出すことではありません。見るべきポイントは、必要なラインに届いているのか、それとも問題になるほど超えているのかです。
7秒で見るポイント
文を止めて分析しないでください。空欄のまわりにある「必要な量」や「問題」を見ます。
Enough
必要なラインに届いているときに使います。enough time, enough staff, large enough, clear enough。
Too
許容ラインを超えて、問題になるときに使います。too late, too small, too expensive, too difficult。
覚える合図
これがMTCの見方です。文法の名前ではなく、その場面が「使える」のか「使えない」のかを見ます。
提案書を確認する時間が足りています。選ぶのは enough です。
締切が近すぎて、大きな変更ができません。問題ラインを超えています。選ぶのは too です。
40人に必要な広さがあります。選ぶのは enough です。
40人には小さすぎます。使えない問題があります。選ぶのは too です。
TOEICが見てほしいポイント
TOEICでは、このトラップが meeting room, delivery time, budget, training session, staff, file, report, equipment などの文に出ます。
どちらも量やレベルに関係します。でも文の絵は違います。enough は必要ラインに届く話、too は問題ラインを超える話です。
必要な量に届いています。選ぶのは enough です。
必要なラインに届いています。選ぶのは enough です。
問題ラインを超えています。選ぶのは too です。
後ろに「できない理由」が見えます。選ぶのは too です。
小さな合図を見る
空欄の近くにある言葉が、その場面が「足りている」のか「使えない」のかを教えてくれます。
enoughを選ぶ合図
time, staff, space, information, large, clear, early, experienced など、必要ラインに届く言葉を見ます。
tooを選ぶ合図
late, small, expensive, difficult, far, large, busy など、問題ラインを超える言葉を見ます。
文を説明する必要はありません。この場面は使えるのか、使えないのかを見ます。
Quick TOEIC check
先に選んでから、フィードバックを読んでください。1秒チェックは、必要ラインに届いているか、問題ラインを超えているかです。
1. The training room is large ___ for 40 participants.
2. The training room is ___ small for 40 participants.
3. We have ___ time to review the proposal before noon.
4. The file is ___ large to attach to the email.
速く読む人がしやすいミス
速く読む人ほど、どちらも「量」や「程度」の単語として処理してしまいます。TOEICでは、その大ざっぱな見方がトラップになります。
弱い選び方
時間・広さ・量の話だから、なんとなく選ぶ。
良い選び方
合図を見る。必要ラインに届いているか、問題ラインを超えているかで選ぶ。
これがMTCの見方です。文法の迷路に入らず、合図を見つけ、判断して、次へ進みます。
なぜ時間制限でまた間違えるのか
復習すると分かるのに、時間を測ると間違える。この場合、単語だけが問題とは限りません。判断の速さが問題になっていることがあります。
本番では毎回同じ見方を使います。その場面が使えるのか、それとも問題ラインを超えて使えないのかを確認してください。
小さなTOEICミスを診断に使う
復習では分かるのに、時間を測ると間違える。その場合、問題は単語だけではなく、あなたの判断パターンかもしれません。
学習ブロック診断では、あなたのミスが Speed Trap、Memoriser、Over Thinker、Translator、Passive Listener、Burnout のどの傾向とつながりやすいかを確認できます。
続けて読む
小さなTOEICミスを、より速い判断と復習につなげていきましょう。