Better・BestとMore Better・Most Best:強そうな二重表現を消す
TOEIC Part 5では、better、best に加えて、more better、most best が選択肢に並ぶことがあります。
more や most が付くと、より強く、より正確に見えるかもしれません。しかし、本番で必要なのは強さの印象ではありません。 比較なら better、トップなら best。意味を二重にした選択肢は消します。
7秒で使う二段階チェック
四つを一度に比べる必要はありません。まず、more better と most best を消します。その後、文が比較なのか、トップを選んでいるのかを確認します。
1. 二重表現を消す
better だけで「より良い」、best だけで「最も良い」という意味を持ちます。more better、most best を先に外します。
2. 比較かトップか
than や以前との比較なら better。of all、among、複数の中の1位なら best。
なぜmore betterが魅力的に見えるのか
日本語では「もっと良い」のように、強さを重ねることがあります。その感覚で見ると、more better が「より強いbetter」に見えます。しかし、標準的なTOEIC英文では、better に比較の意味がすでに入っています。
than が比較を示しています。必要なのは better だけです。
more と better が同じ比較の仕事を重ねています。TOEICの正解としては選びません。
of all がトップを示しています。必要なのは best だけです。
most と best がトップの意味を重ねています。TOEICでは削除します。
Betterを選ぶサイン
比べる相手が続きます。例:better than the previous model。
過去の状態や別のものとの比較です。選ぶのは better。
変更前より改善したことを示す文では better が自然です。
Bestを選ぶサイン
全ての中からトップを選びます。選ぶのは best。
複数の中で最も適した一つを選びます。
文がトップの一つを求め、比較相手が二つに限定されていないなら best を疑います。
本当に最初に消してよいのか
more better や most best は、非標準的な会話や強調として耳にする可能性はあります。しかし、このページの目的は、全ての英語の使われ方を否定することではありません。
TOEIC Part 5の標準的な英文を選ぶ場面では、better と best に more / most を重ねた形は削除候補として扱うのが安全です。
Quick TOEIC check
先に選んでください。その後で理由を確認します。順番は、二重表現を消す → 比較かトップかを見るです。
1. The new printer is ___ than the previous model.
2. Of all the proposals, this one offers the ___ value.
3. The updated software works ___ after the maintenance check.
4. The committee selected the ___ candidate for the position.
速く読む人が落ちる場所
速く読む人ほど、more や most を見て「強い方が正解」と判断しがちです。また、四つの選択肢を最初から全部比べると、簡単な削除に時間を使います。
弱い選び方
more や most が付いている方が強く、正確に見えるので選ぶ。
強い選び方
二重表現を先に消し、than・of all・amongなどのサインでbetterかbestを決める。
本番で迷う理由
日本語の「もっと良い」「最も一番良い」という強調感覚が、英語の選択肢に影響することがあります。意味を足せば正確になるとは限りません。
本番では同じ動きを使います。more betterとmost bestを消す。比較かトップかを見る。選ぶ。
比較サインと削除判断を安定させる
このトラップは、より強そうな選択肢を選ぶ問題ではありません。不要な重なりを消し、文の比較範囲を見る問題です。
小さなミスを診断のヒントにする
ルールを知っているのに、時間を測るとmoreやmostに引かれる場合、問題は知識だけではないかもしれません。
学習ブロック診断では、あなたのミスが Speed Trap、Memoriser、Over Thinker、Translator、Passive Listener、Burnout のどのパターンに近いかを確認できます。
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