AllとWhole:グループ・量・1つの全体で選ぶTOEIC判断
all と whole は、どちらも「全部」に近い意味で使われます。だからこそ、TOEIC Part 5では感覚だけで選ぶと間違えやすい語です。
ここで大事なのは、日本語で「全部」と訳せるかどうかではありません。空欄の後ろが、グループなのか、量として見るものなのか、1つのまとまりなのかを確認します。
TOEICでの基本判断:all はグループや全体の量。the whole は1つのもの全体・1つのまとまり。
7秒で見るポイント
All = グループ・量
複数の人や物、または information や feedback のように全体の量として見るものに使います。
合図:all the projects, all employees, all the information
The whole = 1つの全体
1つのプロジェクト、レポート、会社、チーム、部屋などを、丸ごと1つのまとまりとして見るときに使います。
合図:the whole project, the whole report, the whole team
覚える合図
音や日本語訳で選ばないでください。まず、空欄の後ろを見ます。グループ・量なのか、1つの全体なのかを確認します。
All the projects were delayed.
判断:projects は複数の項目です。
The whole project was delayed.
判断:project は1つのまとまりです。
All the information was helpful.
判断:information は情報全体を量として見ています。
The whole report was rewritten.
判断:report は1つの完成した文書として見ています。
TOEICが見てほしいポイント
TOEICでは、意味がほとんど同じに見える自然なビジネス文で出ます。違いは、空欄の周りの形です。
グループの中身を見る
All team members are here.
チームの中のメンバー一人ひとりを見ています。
1つのまとまりとして見る
The whole team is here.
チーム全体を1つのまとまりとして見ています。
小さな合図を見る
all や whole の後ろの語が、ほとんど答えを教えてくれます。複数の人や物、全体の量、1つのまとまりを見分けてください。
All employees were required to sign the form.
判断:employees は複数の人です。
The whole company voted to change the logo.
判断:company は1つの組織として見ています。
All the feedback was positive.
判断:feedback は意見全体を量として見ています。
They cleaned the whole apartment in two hours.
判断:apartment は1つの部屋・住まい全体です。
クイックTOEICチェック
空欄の後ろを見て、グループ・量・1つの全体のどれかを判断してください。
速く読む人がしやすいミス
速く読む人は、all も whole も「全部」と訳せるため、意味だけで選びがちです。しかしTOEICでは、後ろの語がグループなのか、量なのか、1つのまとまりなのかを見ます。
弱い選び方
「どちらも全部だから、自然に聞こえる方を選ぶ」と考える。
よい選び方
「これはグループ・量か、1つの全体か」と見る。
なぜ時間制限でまた間違えるのか
意味が簡単に見えるため、空欄の後ろを確認せずに選んでしまうことがあります。そこで点を落としやすくなります。
1秒ツール:グループ・量 = all。1つの全体 = the whole。
小さなTOEICミスを診断に使う
all と whole を勉強中には分かるのに、時間制限の中で間違えるなら、問題は語彙知識だけではないかもしれません。空欄の後ろの語を見てから選ぶ習慣がまだ安定していない可能性があります。
My TOEIC Coachでは、こうした小さな判断ミスを手がかりに、Part 5で崩れにくい読み方を整えていきます。