TOEIC Decision Point

TOEIC理由・対比トラップ:Because / Although / Despite / Due To

TOEICでは、見慣れた接続表現がよく出ます。どれも知っている単語に見えますが、文の論理に合うものは1つだけです。

このページでは、理由対比の判断を扱います。より細かい型を確認したい場合は、Because vs Because OfBecause / Because Of / Due ToDespite vs Although も確認してください。

I stayed late because the team needed help.

I stayed late although the team needed help.

1つ目は「理由」です。2つ目は、文の流れが少し不自然に感じられます。そこがTOEICの狙いどころです。

TOEIC判断ルール: 後ろの内容が前の内容を説明しているのか、それとも予想に反しているのかを見ます。説明なら理由表現。意外・対比なら対比表現です。

7秒で見るポイント

単語の意味だけで選ばないでください。先に、2つの内容の関係を名前で言えるようにします。

理由一方が、もう一方の「なぜ」を説明している。
対比一方が、予想と反対の流れを作っている。
ビジネス場面遅延・中止・完了・問題などの状況を見る。

理由の合図:because

because は、後ろの内容が理由を説明しているときに使います。

The launch was delayed because the system crashed.

He left work early because his child was sick.

The store was closed because it was a national holiday.

1秒チェックは、「これは理由を説明しているか」です。説明しているなら、because の方向です。

対比の合図:although

although は、片方の内容がもう片方の予想と反対に動くときに使います。

She went to work although she was sick.

He joined the meeting late although he had left home early.

She smiled although she did not win.

1秒チェックは、「これは意外な流れか」です。意外なら、although の方向です。

理由のかたまり:because of / due to

TOEICでは、理由が「文」なのか「短いかたまり」なのかも見ます。

The event was cancelled because of heavy rain.

The flight was delayed due to mechanical problems.

The office closed early because the storm became dangerous.

理由が名詞のかたまりなら、because ofdue to が合うことがあります。理由が主語と動きを持つ文なら、because が合いやすくなります。

対比のかたまり:despite

despite は対比を表しますが、後ろには短いかたまりが来ることが多いです。

The team finished the project despite the short deadline.

The seminar continued despite the technical problem.

The manager approved the request although the budget was limited.

despite は対比ですが、後ろの形が大切です。主語と動きのある文が続くなら、although の方が自然なことが多いです。

TOEICでよく見るビジネス合図

理由表現because, because of, due to
対比表現although, despite, even though
理由場面delay, cancellation, closure, error, shortage
対比場面病気でも出勤、早く出たのに遅刻、難しいのに成功
理由の合図「だから、そうなった」
対比の合図「それなのに、そうなった」

TOEICビジネス文で見る

The accounting team worked overtime because several invoices had to be corrected.

理由:請求書の修正が、残業の理由です。

The accounting team finished the report although several invoices had to be corrected.

対比:問題があったのに、レポートを終えたという流れです。

The delivery was postponed due to a vehicle inspection.

理由のかたまり:a vehicle inspection が延期の理由です。

空欄の近くにある語を見る

TOEICでは、接続語そのものよりも、文全体の流れが答えを教えていることがあります。

He joined the meeting late ___ he had left home early.

合図:早く出たのに遅れた → 対比。

答えの方向:although。

They cancelled the launch ___ the system crashed.

合図:システム障害が中止の理由 → 理由。

答えの方向:because。

Quick TOEIC check

1. She smiled ___ she did not win the award.

2. The store was closed ___ it was a national holiday.

3. The delivery was delayed ___ heavy traffic.

4. The team completed the project ___ the short deadline.

速く読む人が間違えるポイント

速く読む人は、知っている接続語を見た瞬間に選びがちです。しかし TOEIC は、2つの内容の関係を見ています。

危ない近道:「この単語は知っているから、たぶん合う」

よい近道:「これは理由か、対比か、理由のかたまりか、対比のかたまりか」

時間制限でこのミスが戻る理由

時間がないと、見慣れた単語が安全に見えます。because, although, because of, due to, despite はどれも簡単そうに見えます。訳す前に、文の論理を名前で判断してください。

1秒ツール

この近道を使ってください:

なぜかを説明する → because

理由のかたまり → because of / due to

意外・対比 → although

対比のかたまり → despite

最後に

TOEICの接続語問題は、単語の意味だけではなく、文の論理を問う問題です。「この単語はどう訳すか」ではなく、「後ろの内容は理由なのか、予想に反しているのか」を見てください。

理由、対比、理由のかたまり、対比のかたまり。関係を見つけて、接続語を選び、次へ進みます。

FAQ — Because と Although の違い 「because」と「although」はどう違うの? 「because」は理由を伝える言葉です。「although」は意外な展開や対比を表します。文の流れに注目すると自然に判断できます。 TOEICではどちらの単語がよく出るの? 両方よく出ます。特にPart 5や6で、意味は通じるけれど論理がズレている選択肢として使われます。 「because」と「although」って文のどこに置けばいいの? どちらも文のはじめや途中で使えます。「Although he was tired, he kept working.」「He kept working because he had a deadline.」のように位置が変わっても使えます。 「although」って少しフォーマルな印象があるけど、使っても大丈夫? もちろん大丈夫です。日常会話でも普通に使われていて、TOEICでも頻繁に出題されます。 「although」と「but」の違いは? どちらも「対比」を表しますが、「although」は文の前半に使われることが多く、「but」は文と文をつなげる接続語として使われます。 「because」と「although」を同じ文に入れてもいいの? はい、意味が通るならOKです。たとえば「Although he was tired, he stayed late because the project was urgent.」のような形が可能です。 文の意味が通っているのに不正解になるのはなぜ? TOEICでは「意味が通るか」より「論理が自然か」が大事です。雰囲気で選ぶと間違えやすいので、文の流れを見て判断しましょう。 迷ったときはどう判断すればいい? 「後半が理由を説明しているか?」「前半と後半が矛盾しているか?」という2つの視点で考えるのがコツです。 「although」は文の最後に置いてもいいの? 通常は文の先頭か途中で使います。文の最後に置くのは不自然になることが多いです。 「because」と「although」、どちらの方がTOEICで点を落としやすい? 「although」です。意外な展開を表すため、文の意味が通じていても使い方が合っていないとミスになります。