
EveryとEach:全体ルールか、一つずつ見るかで選ぶTOEIC判断
every と each は、どちらもグループのメンバー全体について話すときに使えます。違いを日本語の「全部」だけで決めず、文がグループ全体をまとめて見ているのか、それとも一人ひとり・一つひとつを強く意識しているのかを確認します。
判断の軸: every はグループ全体に広く目を向ける形。each はメンバーを一人ずつ・一つずつ見る焦点が強い形。文によっては両方が使えることもあります。
固定の秒数を覚える必要はありません。まず each of、personally、separately、different、own などの合図と、空欄の直後の形を確認します。
Everyを選びやすい場面
Every customer must show ID. のように、同じ条件や状態をメンバー全体に広げて述べます。
every customer / every room / every department のようなまとまりをそのまま見つけます。
Every room has a keycard lock. のように、グループ内のすべてに同じ状態があることを表します。
「全体に広く当てはまる内容か」と「every の直後の形」が合っているかを確認します。
Every employee must attend the meeting.
Every room has a keycard lock.
Eachを選びやすい場面
personally / separately / different / own があると、個別のメンバーを見る意識が強くなります。
each of the participants / each of the two applicants は、each を選ぶ大きな手がかりです。
Each employee was given a different password. のように、個別の違いを示すときによく合います。
空欄の近くに「個別に見る」合図があるか、each of の形になっているかを確認します。
The manager thanked each participant personally.
Each desk has its own lamp.
2人・2つだけを扱う語も一緒に整理したい場合は、Both / Either / Neither も確認できます。
EveryとEachの両方が使えることもある
every = 全体、each = 個別 は判断の助けですが、どちらか一方しか使えないという絶対ルールではありません。
Every employee received a badge.
Each employee received a badge.
どちらも自然です。前者は社員全体への広がり、後者は社員一人ひとりへの焦点が少し強くなります。
Part 5では意味の違いだけでなく、each of、単数・複数の形、personally や different のような周辺の合図が答えを絞ることがあります。数量表現も整理したい場合は、MuchとMany が関連します。
Quick TOEIC Check
答えは選ぶまで表示されません。意味だけでなく、空欄の直後の形と周辺の合図も確認してください。
復習するときの見方
この5問のうち1問のミスだけで Learning Block を決めるものではありません。同じ判断ミスが複数の問題や練習で繰り返されるかを確認します。
every と each をどちらも「全部」と訳して止まり、文の焦点や形を確認しない。
見慣れた語をすぐ選び、each of、personally、different などの合図を飛ばす。
「every = 全体、each = 個別」という短いルールは覚えているが、両方使える文や周辺の合図に対応できない。
each of や Every customer のように形で十分絞れるのに、必要以上に別の可能性を考え続ける。
Learning Block を判断する場合も、1ページだけで決めず、複数の問題や練習で同じ傾向が繰り返し見られるかを確認してください。
次の練習
Grammar Drillsで同じ判断を別の文でも確認するか、Plan Finderで学習順を整理してください。