
TOEICトラップ解説:Many と Several
many と several は、どちらも複数の人や物を表せます。違いは、文が示している数の大きさです。
基本の判断:many は「大きい数」。several は「2より多いが、manyほど多くない限られた数」を表します。境界は固定の数字ではなく、文脈で決まります。
そのため、空欄の近くに数の大きさを示す情報がなければ、many と several の両方が文法的に可能なことがあります。Part 5形式で一つに絞るには、人数・件数・割合などの明確な合図を確認します。
Many:大きい数が明確なとき
more than 300 customers のように、大きい数が同じ対象を直接示している場合は many が候補になります。
42 of 50 departments のように、全体の多くを占めることが明確なら many が自然です。
Many departments — 42 of 50 in total — agreed to the new schedule.
42 / 50 という情報が、同意した部署の数を直接示しています。
「全体」と「一つのまとまり」の違いも整理したい場合は、All と Whole の判断も関連します。
Several:限られた数が明確なとき
only five of 200 participants のように、限られた数だと明示されている場合は several が候補になります。
a small intake of four people のように、少人数のまとまりが明確なら several が自然です。
The company hired several interns this summer; the small intake was four people.
four people と small intake が、限られた数だと明確にしています。
グループ全体を見るのか、一人ずつ・一つずつを見るのかを整理するなら、Every と Each も確認できます。
場所やビジネス場面だけでは決めない
nationwide、across the company、after the workshop のような表現は、場面の広さを示すことはありますが、それだけで many / several の答えは決まりません。
Several customers requested refunds nationwide.
この文も、全国で返金を求めた顧客が数名だけだった、という意味なら成立します。
つまり、場所の広さではなく、空欄の名詞そのものが何人・何件なのかを示す情報を探します。
Quick TOEIC Check
それぞれ、同じ対象の数を直接示す合図を使って判断してください。答えは選ぶまで表示されません。
判断の順番
customers、participants、departments、interns など、何の数を表しているか確認します。
人数、件数、割合、small / large など、数の大きさを直接示す情報を探します。
大きい数なら many、限られた数なら several を候補にします。
明確な規模の情報がなければ、両方が可能な文もあります。
次の練習につなげる
この4問だけでLearning Blockを決めるものではありません。複数の問題や練習で、同じ判断傾向が繰り返し見られるかを確認してから、次の練習を選びます。