TOEIC Part 7攻略:読解問題を効率的に解く
Part 7では、すべての英文を同じ深さで読む必要はありません。設問を確認し、必要な情報を探し、本文と選択肢の根拠を正しくつなげることが重要です。
「Part 7で、いつも時間切れになる」
「読んだはずなのに、内容が頭に残らない」
そう感じる人は多いです。Part 7は、TOEIC Readingの中でも情報量が多く、時間管理が難しいパートです。
ただし、Part 7は「全部を速く読む力」だけで決まるわけではありません。必要なのは、設問に合わせて読む深さを変え、根拠を探し、選択肢と本文を正しく照合する力です。
TOEIC Part 7とは?
Part 7は、文章を読んで設問に答える読解パートです。メール、広告、通知、記事、チャット、複数文書など、さまざまな形式の英文が出ます。
問題数が多く、読み方を間違えると時間を大きく失いやすいパートです。
Part 7で試される主な力
- 設問を見て、読む目的を決める力
- 本文のどこに根拠があるか探す力
- 言い換えに気づく力
- 複数文書の情報をつなげる力
- 時間内に読む深さを調整する力
最初に設問を確認する
Part 7では、本文を読む前に設問を確認すると、何を探せばよいかが見えやすくなります。
設問が目的を聞いているのか、詳細情報を聞いているのか、理由を聞いているのか、次の行動を聞いているのかで、読む場所や深さが変わります。
設問で見るポイント
- 全体の目的を聞いているのか
- 名前・日付・数字などの具体情報を聞いているのか
- 理由や問題の原因を聞いているのか
- NOT / EXCEPT など、確認範囲が広い問題か
- 複数の文書を比べる必要があるか
Over Thinker型の人は、設問も本文も選択肢も全部同じ深さで読もうとして時間を失うことがあります。まず設問の種類を見て、読む目的を決めることが重要です。
すべてを同じ深さで読まない
Part 7では、すべての英文を一語一句同じ深さで読む必要はありません。
ただし、「読まなくてよい」という意味ではありません。問題によって、全体をつかむ読み方が必要な場合もあれば、特定の情報を探す読み方が必要な場合もあります。
読み方を変える例
- 目的問題:文章全体の目的を見る
- 詳細問題:設問のキーワードに関係する場所を探す
- 推測問題:前後の文脈を確認する
- NOT / EXCEPT問題:複数の選択肢を本文と照合する
- 複数文書問題:文書同士の関係を見る
Speed Trap型の人は、速く読もうとして根拠確認を飛ばすことがあります。Part 7では、速さよりも、必要な場所を正確に確認することが大切です。
本文と選択肢の根拠をつなげる
Part 7では、正解が本文と同じ言葉で書かれているとは限りません。
本文では “postpone” と書かれ、選択肢では “delay” と言い換えられることがあります。本文では「返金できない」と書かれ、選択肢では「払い戻し不可」と表現されることもあります。
そのため、単語の一致だけでなく、意味の一致を見る必要があります。
本文に “The workshop has been postponed until next Friday.” とあります。選択肢で意味が近いものはどれですか。
語彙に引っかかりすぎない
Part 7では、知らない単語が出ることがあります。しかし、知らない単語が1つあるだけで、問題全体が解けなくなるとは限りません。
前後の文、文章の種類、設問の目的から意味を推測できる場合があります。
Translator型の人は、一つの単語を日本語に直そうとして止まりやすくなります。Part 7では、すべてを訳すより、設問に必要な意味をつかむことが大切です。
NOT / EXCEPT問題は慎重に扱う
NOT や EXCEPT が入る問題は、時間がかかりやすいです。
このタイプでは、選択肢を一つずつ本文と照合する必要があります。急いで選ぶと、本文に書かれている情報と書かれていない情報を混同しやすくなります。
時間が少ないときは、こうした問題に長く止まりすぎない判断も必要です。
複数文書では、情報をつなげる
Part 7では、2つまたは3つの文書を読んで答える問題があります。
このタイプでは、1つの文書だけで答えが決まらないことがあります。メールの内容と表、案内文と返信、広告と申込情報などをつなげて読む必要があります。
複数文書で見るポイント
- 文書同士はどう関係しているか
- 同じ人・会社・日付が出ているか
- 片方の文書で説明され、もう片方で変更されていないか
- 設問の根拠が複数の場所に分かれていないか
複数文書では、最初に見つけた情報だけで決めず、もう一つの文書にも根拠が必要かどうか確認します。
最後まで解くための時間判断
Part 7では、1問に長く止まりすぎると、後半の問題に時間が残らなくなります。
ただし、急ぎすぎて根拠を確認しないのも危険です。重要なのは、問題ごとに読む深さを変えることです。
- すぐ根拠が見つかる問題は確実に取る
- NOT / EXCEPT問題は時間を見ながら扱う
- 複数文書問題は根拠の場所を分けて探す
- 迷った問題を長く引きずらない
Burnout型の人は、後半で集中力が落ち、読み方が雑になりやすいことがあります。Part 7では、最初から最後まで同じ力で読むのではなく、エネルギーの使い方を考えることも大切です。
Part 7の練習方法
Part 7の復習では、正解か不正解かだけでなく、根拠をどこで見つけたかを確認します。
おすすめの復習手順
- 設問が何を聞いていたか確認する
- 本文の根拠の場所を探す
- 選択肢がどう言い換えられているか見る
- 不正解がなぜ本文と合わないか説明する
- 次に同じタイプを解くときの読み方を決める
これは、ALT — Accelerated Learning for TOEIC で重視する「再現できる判断」の練習です。答えを覚えるのではなく、次も同じように根拠を探せる状態を目指します。
よくある質問
Q1. Part 7はなぜいつも時間が足りないのですか?
A1. 読むスピードだけでなく、読む順番と深さが合っていない可能性があります。設問を見て、どの情報を探すかを決めてから読むことが大切です。
Q2. 読んだはずなのに、設問を見ると分からなくなります。
A2. 本文を読む目的がはっきりしていない可能性があります。先に設問を確認し、目的・詳細・理由・次の行動など、何を探すのかを決めましょう。
Q3. 語彙力がないとPart 7は無理ですか?
A3. 語彙力は重要です。ただし、知らない単語があっても、文脈や設問から判断できる場合があります。単語暗記だけでなく、本文と選択肢をつなげる練習が必要です。
最後に
TOEIC Part 7では、すべての英文を同じ深さで読む必要はありません。
大切なのは、設問を確認し、必要な情報を探し、本文と選択肢の根拠を正しくつなげることです。
もし「最後まで時間が足りない」「読んだはずなのに内容が残らない」「語彙や細かい表現に気を取られて答えの根拠を見失う」と感じるなら、読解力不足だけでなく、情報処理の順番がまだ安定していないのかもしれません。
もっと知りたい方へ
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