「So Beautiful Dress」はなぜ間違い?TOEICに出る So・Such・Too・Very の使い分け
so、such、too、very は、どれも日本語では「とても」「すごく」「〜すぎる」と訳せることがあります。しかしTOEICでは、意味だけで選ぶと間違えやすい単語です。
たとえば、次の英文を見てください。
「とても美しいドレス」と言いたい気持ちは分かります。しかし so beautiful dress は、TOEICでは不正解になる形です。
ポイントは、「とても」という意味ではなく、その単語の後ろに何が来るかです。TOEIC Part 5では、この後ろの形をよく見ます。
まず見るポイントは「後ろの形」
so / such / too / very を見たら、すぐ日本語に訳すよりも、後ろに来る言葉を確認します。
- so + 形を説明する言葉
- such + 名詞のまとまり
- too + 困るほど〜
- very + ただ強い
TOEICでは、「とても」と訳せるかどうかではなく、文の中で自然な形になっているかを見ます。
So:後ろに「形・様子」を置く
so は、「とても〜」という強調です。後ろには、ものの状態や動き方を説明する言葉が来ます。
ただし、so のすぐ後ろに「a beautiful dress」「an exciting event」のような名詞のまとまりを置くと不自然になります。
Such:名詞のまとまりと一緒に使う
such は、「とても〜なもの」「とても〜な人たち」のように、名詞のまとまりと一緒に使います。
1つの物や考えを表すときは、a / an を忘れやすいので注意が必要です。
Too:「困るほど〜」「必要以上に〜」
too は、ただ強いという意味ではありません。「〜すぎて困る」「〜すぎてできない」という意味を持ちます。
TOEICでは、too much と too many もよく迷いやすい形です。
まとまりとして量を見るものには too much、数として数えられるものには too many を使います。
Very:ただ強くするだけ
very は、「とても」という普通の強調です。too のように「困るほど」という意味はありません。
very と too は一緒に使いません。
So that / Such that の形にも注意
TOEICでは、so ... that や such ... that の形も出やすいです。ここでも見るポイントは同じです。
so の後ろは fast のような説明語、such の後ろは an exciting event のような名詞のまとまりです。
TOEIC風チェック
答えを先に見ずに選んでください。正解・不正解のフィードバックは、選択肢をクリックした後に表示されます。
It was ______ exciting event that everyone talked about it.
The suitcase was ______ heavy to lift into the overhead compartment.
He spoke ______ fast that several participants could not follow the presentation.
There were ______ people in the waiting area, so some visitors had to stand.
5秒で見るポイント
1. 後ろに名詞のまとまりがあるなら such を疑う。
2. 後ろが fast / good / clear などなら so や very を確認する。
3. 「〜すぎて困る」「〜すぎてできない」なら too。
4. ただ強いだけなら very。
5. 数なら too many、量なら too much。
この問題で失点しやすい人
Translator: どれも「とても」と訳して、後ろの形を見落とす。
Speed Trap: 見慣れた so や very を反射的に選んでしまう。
Memoriser: 単語の意味は覚えているが、such a / too many / so that の形で迷う。
Over Thinker: 選択肢を見すぎて、まず後ろを見るという判断が遅れる。
Final Word
TOEIC Part 5の so、such、too、very の問題は、どれも「とても」と訳せるため、意味だけで選ぶと間違えやすい問題です。
大切なのは、後ろに説明語が来るのか、名詞のまとまりが来るのか、それとも「〜すぎる」という問題を表しているのかを判断することです。
「so beautiful dress のような形を自然に感じる」「such の後に a / an を忘れる」「too と very の違いをなんとなく選んでしまう」と感じるなら、語彙知識だけでなく、単語の後ろに来る形を見る習慣がまだ安定していないのかもしれません。
TOEICで同じようなミスが続く場合、原因は単語力だけではないかもしれません。自分の学習の壁を知ることで、次に何を練習すべきかが見えやすくなります。