「Only Then I Understood」がTOEICで間違いな理由
文の意味は通じる。言いたいことも分かる。それでもTOEICでは不正解になる英文があります。理由は、意味ではなく「語順」を見られているからです。
たとえば、次の英文を見てください。
どちらも「そのとき初めて理由が分かった」という意味に見えます。しかし、TOEIC Part 5では上の文は不正解になりやすい形です。
問題は単語の意味ではありません。文の始まり方によって、後ろの語順が変わることを知っているかどうかです。
なぜ語順がそんなに大事なのか
TOEICでは、特定の言葉が文の最初に来たとき、普通の「主語+動き」の順番ではなく、助動詞や be 動詞が主語の前に出る形を選ばせることがあります。
よく出やすいサインは、次のような言葉です。
- Only then
- Only after
- Only when
- Not only
- Rarely
- Never
- Hardly
- Seldom
ポイントは、「意味が分かるから正解」ではないことです。TOEIC Part 5では、意味が分かっても、文の形が崩れていれば不正解になります。
普通の文と、語順が変わる文
普通の文なら、次のようになります。
しかし、文の最初に Only then を置くと、形が変わります。
「understood」をそのまま前に動かすのではありません。普通の動きの言葉では、did / do / does のような助ける言葉が前に出ることがあります。
よくある間違い
次の文も、意味は分かります。しかしTOEICでは形を見られます。
Not only で文が始まると、後ろの形が普通の順番から変わります。ここでは was she の順番になります。
すべての Only が語順を変えるわけではない
ここで注意が必要です。文の中に only があるからといって、いつも語順が変わるわけではありません。
1つ目は「そのマネージャーだけが承認した」という意味で、普通の語順です。2つ目は Only after... が文の最初にあり、その後ろの形が変わっています。
TOEIC風チェック
ここからは、答えを先に見ずに選んでください。正解・不正解のフィードバックは、選択肢をクリックした後に表示されます。
Only after the final report ______ the request.
Rarely ______ about the service.
Not only ______ late, but she also forgot the file.
5秒で見るポイント
1. 文の最初に Only after / Only then / Not only / Rarely / Never などがあるか。
2. その後ろが普通の「主語+動き」のままになっていないか。
3. 普通の動詞なら do / does / did が必要か。
4. be 動詞なら、be 動詞が主語の前に出ているか。
この問題で失点しやすい人
このタイプの問題は、単語の意味だけで読んでいると間違えやすくなります。特に次のような学習ブロックがある人は注意が必要です。
Speed Trap: 意味が分かった瞬間に、語順を確認せずに選んでしまう。
Translator: 日本語の意味に直せると安心して、英語の形を見落とす。
Memoriser: Only then / Not only を知っていても、問題の中で使えない。
Over Thinker: 選択肢を見すぎて、最初のサインを見失う。
Final Word
TOEIC Part 5の強調語順問題は、意味が通じるかどうかだけでは判断できません。Only then、Not only、Rarely、Never などが文頭に来たときは、後ろの語順を確認する必要があります。
「Only then I understood のような形が自然に見える」「Not only の後で普通の語順を選んでしまう」「意味は分かるのに語順で失点する」と感じるなら、文法知識だけでなく、文の形を素早く確認する習慣がまだ安定していないのかもしれません。
TOEICで同じようなミスが続く場合、原因は単語力だけではないかもしれません。自分の学習の壁を知ることで、次に何を練習すべきかが見えやすくなります。