
TOEIC If文トラップ:条件と結果の合図を読む
If文は簡単に見えても、Part 5では条件側と結果側の時間関係を合わせる必要があります。空欄だけを見るのではなく、will、would、would have など結果側の語を手がかりにします。
このページは If文判断の基本ページです。条件文の型をさらに深く整理したい場合は、TOEIC条件文 Part 2 に進んでください。
If the shipment arrives tomorrow, we will contact the client.
If we had more staff, we would finish sooner.
If the report had arrived earlier, we would have reviewed it yesterday.
判断の軸: if を見たら、結果が現実の未来なのか、想像の話なのか、過去の未実現なのかを確認し、条件側の形を合わせます。
先に結果側を確認する
全文を日本語に置き換えてから考えるのではなく、まず結果側にある動詞の形を確認します。
現実の未来条件
If the shipment arrives, we will contact you.
will contact が手がかりです。
想像の話
If we had more time, we would revise the report.
would revise が手がかりです。
過去の未実現
If we had received it earlier, we would have approved it.
would have approved が手がかりです。
現実の未来条件:if節では現在形を確認する
現実に起こる可能性がある未来条件では、if 節に現在形を使い、結果側に will、can、may などが来る形をよく確認します。
○ If the manager approves the request, we will begin the project.
通常の未来条件としては不自然:If the manager will approve the request, we will begin the project.
通常の未来条件では、未来を表す内容でも if 節には現在形を使います。ただし、will が意志など別の意味を表す場合は if 節で使われることがあります。このページとチェック問題では、ここで扱う基本の3パターンに絞り、条件側と結果側で時点が異なるパターンは扱いません。
想像の話:would を確認する
結果側に would があるときは、現実の予定ではなく、現在や未来についての仮定を表しているか確認します。
If the budget were larger, we would hire another designer.
結果側の would hire に合わせて、条件側は were を使う形です。
過去の未実現:would have を確認する
結果側に would have + 過去分詞 があるときは、過去に実際には起きなかった条件や結果を表しているか確認します。
If the documents had arrived earlier, we would have processed the order yesterday.
had arrived と would have processed が同じ過去の未実現を表しています。
ビジネス文で確認しやすい形
現実の未来
if the shipment arrives
if the client approves
if space is available
想像
if we had more staff
if the office were larger
if the price were lower
過去の未実現
if the form had been submitted
if the payment had arrived
空欄の近くにある語を手がかりにする
will、would、would have、yesterday、tomorrow などを確認すると、必要な条件文の形を絞りやすくなります。
If the shipment ___ tomorrow, we will notify you.
手がかり: will notify → 現実の未来条件。
答えの方向: arrives。
If the budget ___ larger, we would hire more staff.
手がかり: would hire → 想像の話。
答えの方向: were。
If the report had arrived earlier, we ___ it yesterday.
手がかり: had arrived + yesterday → 過去の未実現。
答えの方向: would have reviewed。
TOEIC風チェック
結果側の形を確認してから、最も自然な答えを選んでください。フィードバックは選択後に表示されます。
急いで読むと起こりやすい見落とし
if を見た時点で「条件文」とだけ判断し、結果側の形を確認しないと、選択肢の意味だけで決めやすくなります。
避けたい考え方:「if があるから、条件文らしい形を選ぶ」
よりよい考え方:「結果は現実の未来か、想像か、過去の未実現か。その結果に合う条件側はどれか」
時間を測った練習で見直すポイント
時間を測ると、全文を日本語に置き換えることに意識が向き、結果側の動詞を見落とすことがあります。先に will、would、would have を確認し、その後で条件側を合わせる手順を試します。
確認ツール:
結果が will → 現実の未来条件を確認。
結果が would → 想像の条件を確認。
結果が would have → 過去の未実現を確認。
学習傾向として確認するなら
一度のミスだけで学習ブロックを決めません。複数の問題や練習で、同じ傾向が繰り返し見られるかを確認します。
Speed Trap
結果側を確認する前に選択肢を決める傾向が繰り返されていないか。
Translator
全文を日本語に置き換えることに時間を使い、条件と結果の形を確認しない傾向が繰り返されていないか。
Over Thinker
選択肢を比較し続け、最初に確認するべき結果側の動詞を見失う傾向が繰り返されていないか。
Memoriser
条件文の型を暗記していても、文中の時間表現や結果側の語から判断できない傾向が繰り返されていないか。
最後に
TOEICのIf文問題では、if だけを見るのではなく、条件側と結果側の時間関係を確認します。
結果側の語を手がかりにし、必要な条件側の形を選んでから次へ進みます。
次の練習
Grammar Drillsでは、Part 5の文法問題を幅広く練習できます。このページと同じ条件文だけを扱う専用ドリルがあるという意味ではありません。