
UntilとBy:続く時間か、締切かで選ぶTOEIC判断
until と by はどちらも時間と結びつきます。このページでは、ある状態・動作がその時点まで続くのか、その時点までに何かを完了する必要があるのかを見分けます。
このページの基本: until = その時点まで続く。by = その時点を遅くとも完了・発生の期限にする。
時間表現を扱う別の判断は During と While、接続表現の形を見る練習は Despite と Although で続けて確認できます。
まず見るポイント
時間だけを先に訳さず、その近くにある動作や状態を見ます。そこから、時間が「継続の終点」なのか「遅くともここまでという期限」なのかを判断します。
Until
何かがある時点まで継続する読みです。例:open until 6 p.m., available until Friday, wait until the manager returns。
By
ある出来事や完了が、遅くともその時点までに起こる・終わる読みです。例:submit by Monday, arrive by 3 p.m., complete by the deadline。
継続か期限かを確認する
The office will remain open until 7 p.m.
開いている状態が7時まで継続します。選ぶのは until です。
Please submit the report by 7 p.m.
レポートは遅くとも7時までに提出します。選ぶのは by です。
The discount is available until the end of June.
利用できる状態が6月末まで継続します。選ぶのは until です。
All applications must be received by the end of June.
申込書は6月末までに受領されなければなりません。選ぶのは by です。
Part 5形式で使えるヒント
offices, stores, delivery schedules, application forms, reports, payment dates, meetings, service periods などのビジネス文脈でも、同じ時間関係を確認できます。
until の方向
open / available / valid / closed / postponed / wait / remain / stay など、状態や動作がある時点まで保たれる読みを確認します。
by の方向
submit / finish / complete / receive / return / pay / arrive / send など、出来事や完了が遅くともその時点までに必要な読みを確認します。
ただし、単語一つだけで機械的に決めるのではなく、文全体が示す時間関係を確認します。特に be open by 8 のように by が「8時までにはその状態になる」という読みを作ることもあります。
Quick TOEIC Check
各 Context も手がかりとして読み、元の英文と選択肢から、時間関係に合う方を選んでください。
Context: サービスデスクは午前から営業しており、午後8時に閉まる予定です。
正解:until
Context ではサービスデスクは午前から営業しており、8時に閉まります。開いている状態が8時まで続くので、選ぶのは until です。
惜しいです。
これは何かを終える締切ではありません。開いている状態が続きます。選ぶのは until です。
Context: フォームは早めに提出してもよく、午後8時を過ぎると受け付けられません。
惜しいです。
Context では8時を過ぎると受け付けられません。8時が提出の締切なので、選ぶのは by です。
正解:by
Context では8時を過ぎると受け付けられません。フォームは遅くとも8時までに提出する必要があるので、選ぶのは by です。
Context: 特別オファーはすでに利用可能で、金曜日に終了します。
正解:until
Context では特別オファーはすでに利用可能で、金曜日に終了します。有効な状態が金曜日まで続くので、選ぶのは until です。
惜しいです。
これは何かを終える話ではありません。有効な状態が続きます。選ぶのは until です。
Context: 請求書は早めに支払ってもよく、金曜日を過ぎた支払いは遅延扱いになります。
惜しいです。
Context では金曜日を過ぎた支払いは遅延扱いです。金曜日が支払いの締切なので、選ぶのは by です。
正解:by
請求書は金曜日までに支払われる必要があります。
時間を測ると迷うとき
復習では分かるのに時間を測ると同じ種類の判断ミスが複数の問題やセッションで繰り返される場合は、単語だけでなく判断手順も確認します。このページ1回だけで Learning Block を決めることはしません。
Speed Trap
時間表現だけを見て、動作や状態がどう続くかを確認しない傾向が繰り返される。
Over Thinker
文脈が十分でも例外を広げすぎ、基本の時間関係を決められない傾向が続く。
Translator
until と by を日本語の「まで」だけで処理し、継続と期限の違いを落とす傾向が続く。
Memoriser
open until や submit by の組み合わせだけを覚え、文全体の時間関係を確認しない傾向が続く。
最後の判断ルール
- until:状態・動作がその時点まで継続する
- by:出来事・完了が遅くともその時点までに必要
- 動詞だけでなく、文全体が示す時間関係を確認する
- 日本語の「まで」だけで選ばない
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同じ形式の文法判断を続ける場合は Grammar Drills へ、学習全体の進め方を整理する場合は Plan Finder へ進めます。