EveryとEach:グループ全体の共通ルールか、一つずつの扱いかで選ぶ
TOEIC Part 5では、every と each が、社員、顧客、部屋、申請書、一定の時間間隔などの文に出てきます。
どちらも日本語では「それぞれ」「すべての」と訳せることがあり、意味だけでは迷います。本番で見るポイントは、 グループ全体に同じルールが広がっているのか、人や物を一つずつ別々に見ているのかです。
判断のポイント
まず、文の焦点を見ます。同じ条件が全員・全部に広がるなら every を疑います。個別の番号、別々の物、個人ごとの対応が見えるなら each を疑います。
Every
全体に共通することを強調する場合(every employee、every room)や、一定の間隔を表す場合(every three months)に使います。
Each
人や物を一人ずつ・一つずつ別々に扱うとき。each of the applicants、each item separately、each person’s own code など。
覚えるサイン
every と each の両方が文法的に使える英文もあります。空欄の直後に of the があれば each of the を使います(every of the は不可)。every three months のような数字を伴う間隔も明確な形です。separately、individually、own、different は意味の補助サインであり、それだけで一方を除外することはできません。
社員全員への共通ルールに焦点を当てた every の例です。each employee も文法的に可能ですが、一人ずつに焦点が移ります。
社員を一人ずつ見て、個別のコードを渡しています。選ぶのは each です。
6か月ごとに繰り返す一定の間隔です。この形では every を選びます。
申請書を一件ずつ確認する each の例です。separately は意味の補助サインであり、それだけで every を除外することはできません。
TOEIC Part 5で確認する場所
TOEIC Part 5の仕事に関する英文では、employee、customer、room、report などの単語が使われます。しかし、トピックそのものは答えではありません。まず文法上の決め手を確認し、両方使える場合は、全体に注目するのか個々に注目するのかを読み取ります。
共通ルールに焦点を当てた every の例です。each customer も文法的に可能です。
顧客を一人ずつ見て、個別の番号を渡しています。選ぶのは each。
2時間ごとに繰り返す間隔です。この形では every。
個別の品物に焦点を当てた each の例です。every item も文法的に可能です。
小さなサインを見る
every と each の基本イメージだけで答えが決まらないときは、空欄の前後にある短いサインを使います。
Everyを選ぶ明確な形
every three days、every two weeks、every 30 minutes など、数字を伴う一定の間隔。every time と each time はどちらも使えるため、これだけでは区別できません。
Eachを選ぶ形と補助サイン
each of the は文法上の決め手です。separately、individually、own、different は個別の扱いを読み取る補助サインです。
単語一つだけを丸暗記するのではなく、文の中に見えるサインと一緒に判断します。
Quick TOEIC check
先に選んでください。その後で理由を確認します。使うチェックは、まず文法上の形、次に全体か個別かという文の焦点です。
1. The manager reviewed ___ of the applications individually.
2. The air-conditioning system is checked ___ three months.
3. ___ of the two finalists will give a separate presentation.
4. The shuttle bus leaves ___ 30 minutes from the main entrance.
速く読む人が落ちる場所
速く読む人ほど、every と each をどちらも「すべて」と考え、聞き慣れた方を選びがちです。しかし、文法上の形で一方を除外できる場合と、文脈上の焦点を比べる場合を区別することが重要です。
弱い選び方
どちらも意味が似ているので、自然に聞こえる方を選ぶ。
強い選び方
each of the や every+数字の間隔などの文法上の決め手を先に探し、individually や separately は補助サインとして読む。
本番で迷う理由
every と each は基本語なので、分かったつもりになりやすい言葉です。そのため、時間制限があると文の焦点や小さなサインを確認せずに選びやすくなります。
本番では同じ動きを使います。全体か個別かを見る。強いサインを探す。選ぶ。
グループの見方を変える問題を練習する
every と each は文法上の形で選択が決まる場合があり、両方使える文では全体に目を向けるか個々に注目するかで意味の重点が変わります。
小さなミスを診断のヒントにする
復習では正解できるのに、時間を測ると間違える場合、問題は単語の意味だけではないかもしれません。
学習ブロック診断では、Speed Trap、Memoriser、Over Thinker、Translator、Passive Listener、Burnout の六つのパターンを扱います。ただし、このページの4問だけで学習ブロックを判定することはできません。判断には複数回の学習や練習で繰り返し見られる傾向が必要です。
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小さなTOEICミスを、速い判断、効果的な復習、次の学習につなげるためのページです。