Few・A Few・Little・A Little:数か量、少なさの捉え方で選ぶ
TOEIC Part 5の文脈で few、a few、little、a little を選ぶときは、応募者、質問、時間、情報、進捗、予算などの名詞が手がかりになります。
四つを一度に考えると迷います。しかし、判断は二つに分けられます。 まず、一つずつ数えるものか全体の量か。次に、少なさを不足として捉えるのか、少しはあると捉えるのか。
二段階で判断する
最初から四択を比べません。空欄の後ろにある名詞を確認します。形容詞が挟まる場合は、その先の名詞を探して二択ずつ消します。
1. 数か、量か
一人、二人、一件、二件と数えられるなら few / a few。時間、情報、進捗などの全体量なら little / a little。
2. 少なさをどう捉えるか
少なさを不足として捉えるなら few / little。少ないが使える分はあると捉えるなら a few / a little。
四つの意味を仕事の場面で見る
Few
一つずつ数えるものが少ないことを、否定的・不足寄りに表します。few applicants、few options、few complaints。
A Few
一つずつ数えるものが、少しはある。a few applicants、a few options、a few questions。
Little
全体の量が少ないことを、否定的・不足寄りに表します。little time、little information、little progress。
A Little
全体の量が、少しはある。a little time、a little information、a little progress。
覚えるサイン
候補者は一人ずつ数えられます。条件を満たす人がほとんどいないので few です。
候補者は一人ずつ数えられます。少人数ですが、実際に参加する人はいるので a few です。
時間の全体量がほとんどなく、困る状況です。選ぶのは little です。
時間は少ないですが、まだ使える分があります。選ぶのは a little です。
「a」が作る小さな方向転換
a は短い言葉ですが、文の見方を変えます。few と little は少なさを否定的・不足寄りに捉える方向、a few と a little は「多くはないが、少しはある」と捉える方向です。
Few options remained.
選択肢がほとんど残っていない。選べる余地が小さい状況です。
A few options remained.
選択肢が少し残っている。多くはなくても、選ぶことはできます。
There is little information.
情報がほとんどなく、判断するには足りない状況です。
There is a little information.
情報量は少ないですが、使える情報はあります。
この4択で見る場所
この4択では、まず空欄の後ろの名詞が「数か量か」を見分ける手がかりになります。その後、文の後半にある enough、but、still、only、unfortunately などが、「少しはある」方向か不足の方向かを示すことがあります。
質問は少数ですが、実際にあります。数なので a few。
席がほとんど残っていなかったため、問題が起きています。数なので few。
予算は少ないですが、まだ使える分があります。量なので a little。
努力したのに進み具合がほとんどありません。量なので little。
4問で確認する
先に選んでください。その後で理由を確認します。順番は、数か量 → 不足寄りか、少しはあるかです。
1. The manager received at least ___ questions after the presentation.
2. Unfortunately, very ___ applicants met all the requirements.
3. We still have at least ___ time to review the final figures.
4. The report provides so ___ information about the cause of the delay that the team cannot identify the cause.
四つを同時に比べると迷いやすい
四つの選択肢を同時に比べると、判断に時間がかかることがあります。また、a は短いため、見落とさないようにします。
弱い選び方
四つの日本語訳を頭の中で並べ、どれが自然かを感覚で考える。
強い選び方
数か量で二つに減らし、次に不足か「少しはある」かで一つに決める。
本番で迷う理由
復習では分かるのに、時間を測ると間違える場合、知識不足ではなく、判断の順番が決まっていない可能性があります。
本番では同じ動きを使います。空欄の後ろを見る。数か量を決める。a と文の方向を見る。選ぶ。
二つの判断を別々に練習する
四つの選択肢で迷う場合は、「数か量」と「不足寄りか、少しはあるか」を別々に練習すると、判断手順を確認しやすくなります。
小さなミスを復習のヒントにする
復習では正解できるのに、時間を測ると間違える場合、問題は単語だけではないかもしれません。
1問のミスだけで学習ブロックは判断できません。時間を測った練習を複数回行い、似た間違いが繰り返されるかを確認しましょう。
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小さなTOEICミスを、速い判断、効果的な復習、次の学習につなげるためのページです。