TOEIC Part 2 Strategy

TOEIC Part 2 Yes/No質問攻略:「Yes」と言わずにYesを伝える答え

TOEIC Part 2のYes/No質問は、一見簡単に見えます。「Do you...?」「Did you...?」「Are you...?」と聞こえたら、YesかNoを待てばよいように感じるからです。

しかし、Part 2ではYesやNoで始まらない答えが正解になることがあります。短く、少しそっけなく聞こえても、質問に対して必要な情報を返していれば正解になります。

このページでは、Yes/No質問で自然さに引っ張られず、意味のある応答を選ぶための判断パターンを整理します。

YesかNoが聞こえたら安心、とは限らない

Yes/No質問では、YesやNoという単語に反応しやすくなります。しかし、YesやNoが入っていても、内容が質問に合っていなければ不正解です。

反対に、YesやNoを使っていなくても、質問に対して具体的な情報を返していれば、正解になることがあります。

判断の中心:YesかNoがあるかではなく、質問に対して意味のある情報を返しているかを見ることです。

「Yes」と言わずにYesを伝える答え

次のような質問では、Yesと直接言わなくても、状況としてYesを伝える答えがあります。

質問:Did you send the report?

弱い答え:Yes, I will.
Yesはありますが、時制が合っていません。

強い答え:It was emailed this morning.
Yesとは言っていませんが、送ったことが分かります。

弱い答え:No, the report is important.
Noはありますが、質問に答えていません。

Part 2では、直接的なYesよりも、具体的な状況説明が正解になることがあります。

「No」と言わずにNoを伝える答え

Noの場合も同じです。Noという単語がなくても、まだ完了していない、遅れている、確認されていない、という内容ならNoの意味になります。

質問:Has the schedule been confirmed?

強い答え:Not yet. We are still checking it.
まだ確認されていないことが分かります。

強い答え:Nothing has been decided.
Noとは言っていませんが、未確定だと分かります。

弱い答え:Yes, it is a schedule.
Yesはありますが、確認されたかどうかに答えていません。

TOEICが好むのは「会話を前に進める答え」

Part 2では、感じのよい返事よりも、状況を前に進める答えが正解になりやすいです。

具体的な完了情報

It was submitted this morning.
The manager approved it yesterday.

現在の状況

She is working on it now.
They are still reviewing it.

予定や時間

It is scheduled for 3 p.m.
They will arrive this afternoon.

未完了・未確定

Nothing has been confirmed.
It has been delayed until Friday.

これらは少し事務的に聞こえるかもしれませんが、質問に対して情報を返しているため、Part 2では強い答えになります。

Yes/No質問でよくある罠

Yes/No質問で間違える原因は、YesやNoそのものではありません。単語だけに反応して、応答の意味を確認しないことです。

Yesだけ聞いて選ぶ

Yesで始まっていても、時制や内容が質問に合っていないことがあります。

Noだけ聞いて選ぶ

Noがあっても、理由や状況が質問とずれている場合があります。

自然な相づちに流される

I think so. That sounds good. などは、質問によっては曖昧すぎることがあります。

変に聞こえる答えを避ける

短くても、必要な情報を返していれば正解になることがあります。

判断ルール:Yes/Noではなく「答えの機能」を聞く

Yes/No質問を聞いたら、選択肢の最初の単語だけで判断しないようにします。代わりに、答えがどんな機能を持っているかを確認します。

  • 完了したことを伝えているか。
  • まだ終わっていないことを伝えているか。
  • 誰かが対応中だと伝えているか。
  • 時間や予定を伝えているか。
  • 確認が必要だと伝えているか。
  • 質問と関係のある情報を返しているか。

実戦ルール:YesやNoが聞こえても、すぐに選ばない。YesやNoが聞こえなくても、すぐに捨てない。質問に対して何を返しているかを見る。

練習方法:Yes/Noを消して意味を確認する

練習では、選択肢のYesやNoをいったん頭の中で消してみます。そして、残った内容が質問に答えているかを確認します。

質問:Are they arriving today?

弱い答え:Yes, that is right.
内容が少なく、到着時間や状況が分かりません。

強い答え:They will be here at 3 p.m.
Yesとは言っていませんが、今日来ることが分かります。

弱い答え:No, I like travelling.
質問の内容から外れています。

このように、単語ではなく意味で見る練習をすると、Part 2の判断が安定します。

Yes/No質問で崩れやすい学習ブロック

Yes/No質問で同じ間違いを繰り返す場合、聞き取りだけでなく、判断の癖が影響していることがあります。

Over Thinker

短い答えや間接的な答えを疑い過ぎて、正解を選べなくなります。

Speed Trap

YesやNoが聞こえた瞬間に反応して、意味を確認する前に選んでしまいます。

Translator

一語ずつ訳そうとして、答え全体が何をしているのかを見失います。

Passive Listener

音は聞こえていても、質問が何を求めているかをつかむ前に選択肢が流れてしまいます。

Final Word:Yes/Noではなく、意味のある応答を選ぶ

TOEIC Part 2のYes/No質問では、「Yes」や「No」が聞こえたから正解とは限りません。大切なのは、答えが質問に対して意味のある情報を返しているかどうかです。

変に聞こえる答え、短い答え、Yes/Noを使わない答えでも、質問の目的に合っていれば正解になります。

自然な会話の感覚だけで選ぶのではなく、「この答えは何を伝えているのか」を見ることが、Part 2攻略の中心です。

Yes/No問題で迷いやすい方へ

「Yesが聞こえると選んでしまう」「Noがない答えを不安に感じる」「変に聞こえる答えを避けてしまう」と感じるなら、聞く力だけではなく、質問の機能を判断する練習が必要かもしれません。

My TOEIC Coachの学習ブロック診断では、あなたがPart 2でどのような判断ミスをしやすいかを確認できます。

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TOEIC Part 2の応答問題と、自然に聞こえる罠についてさらに確認できます。