A Number ofとThe Number of:複数の人・物か、合計数かで選ぶ
見た目は似ていますが、a number of は「複数の人・物」、the number of は「人数・件数などの合計」を表します。文の主語がどちらなのかを見分けましょう。
人・物の集まりか、合計の数字か
number of の後ろには、どちらも employees、orders、customers などの複数名詞が続きます。その名詞だけで A か The かを決めることはできません。
A number of + 複数名詞
「何人かの」「いくつかの」。社員や注文など、複数の人・物について述べます。主節では通常 have / are / were などの複数形の動詞を使います。
The number of + 複数名詞
「〜の数」。社員数や注文件数など、合計を一つの数として述べます。主節では通常 has / is / was などの単数形の動詞を使います。
仕事の例文で比べる
後ろの have / has、are / is がサインになる
意味だけで迷ったら、主語に対応する主節の動詞を確認します。a number of applicants have applied なら応募者たち、the number of applicants has increased なら応募者の合計数が主語です。
複数形のサイン
A number of orders were delayed.
遅れたのは複数の注文。受動態でも、複数の注文について述べています。
単数形のサイン
The number of orders is limited.
限られているのは注文件数という合計です。
注意:直後の動詞だけを機械的に見ないでください。The number of employees who have applied is increasing. では、have applied は employees を説明し、主節の動詞は is です。
「人・物が動く/数字が動く」は便利な覚え方ですが、注文が遅れる受動態でも a number of を使います。最終的には何について述べている文かで判断します。
Quick TOEIC check
各文の A または The を選び、表示された解説で判断を確認してください。採点や個人情報の送信はありません。
数と量の判断を広げる
今回の「集まりか合計か」という見方と、few・a few・little・a little の「数か量か」という見方を比べてみましょう。
数量表現の日本語ガイド 日本語のPart 5アンカードリル