FewerとLess:一つずつ数えるか、全体の量かで選ぶ
TOEIC Part 5では、fewer と less が、社員、注文、ミス、時間、費用、交通量、情報などの文に出てきます。
日本語ではどちらも「より少ない」と訳せるため、意味だけで考えると迷いやすくなります。本番で見るポイントは1つです。 一つずつ分けて数えるものか、ひとまとまりの量として見るものか。
7秒で見るポイント
文全体を訳す前に、空欄のすぐ後ろを見ます。そこにあるものを、一つ、二つ、三つと分けて数える場面なら fewer。全体でどのくらいあるかを見る場面なら less です。
Fewer
人や物を一つずつ数えられるとき。fewer applicants、fewer orders、fewer complaints、fewer errors など。
Less
時間、費用、仕事量、交通量、情報などを、ひとまとまりの量として見るとき。less time、less money、less traffic など。
覚えるサイン
これがTOEICでの安全な第一判断です。難しい名前を思い出す必要はありません。空欄の後ろにある仕事の場面を見て、すぐに分けます。
応募は1件、2件と分けて数えられます。選ぶのは fewer です。
必要な時間の全体量を比べています。選ぶのは less です。
遅れは1回、2回と分けて数えられます。選ぶのは fewer です。
使用するエネルギーの全体量を比べています。選ぶのは less です。
TOEICが見てほしい場所
TOEICは、この判断を自然な仕事の英文の中に入れてきます。周りの内容が長くても、答えを決める中心は空欄の直後です。
人や注文を一つずつ数えます。選ぶのは fewer。
ミス、苦情、キャンセルを1件ずつ数えます。選ぶのは fewer。
全体でどのくらいあるかを見ます。選ぶのは less。
一つずつの個数ではなく、全体の量として見ます。選ぶのは less。
数字だけで決めない
数字があるから fewer、とは限りません。数字が何を数えているのか、何を測っているのかを見ます。
fewer than 20 employees
20人という数字が、一人ずつの社員を数えています。だから fewer。
less than 20 minutes
20分という数字が、ひとまとまりの時間を測っています。だから less。
注文を1件ずつ数えています。
お金の全体額を測っています。
距離の全体を測っています。
時間制限の中では、数字そのものに反応せず、何を数える数字か、何を測る数字かを確認します。
Quick TOEIC check
先に選んでください。その後で理由を確認します。使うチェックは1つです。一つずつ数えるか、全体の量か。
1. The revised form resulted in ___ application errors.
2. The online system requires ___ time to process each request.
3. The support centre received ___ complaints after the update.
4. The renovated office uses ___ electricity than the previous building.
速く読む人が落ちる場所
速く読む人ほど、複数に見える単語や数字に反応して、記憶だけで選びがちです。しかし、time、money、distance、traffic、information などは、数字があっても全体の量として扱われます。
弱い選び方
数字があるから fewer、または見慣れている方を感覚で選ぶ。
強い選び方
空欄の後ろを見て、一つずつ数えるのか、全体量を測るのかで選ぶ。
本番で迷う理由
復習では分かるのに、時間を測ると迷う場合、知識がないとは限りません。判断を始める場所が毎回変わっている可能性があります。
本番では同じ動きを使います。空欄の後ろを見る。数えるか測るかを決める。選ぶ。
同じ「量の判断」を広げる
fewer と less の判断は、few、a few、little、a little の違いも一緒に確認すると、より安定します。
小さなミスを診断のヒントにする
復習では正解できるのに、時間を測ると間違える場合、問題は単語だけではないかもしれません。
学習ブロック診断では、あなたのミスが Speed Trap、Memoriser、Over Thinker、Translator、Passive Listener、Burnout のどのパターンに近いかを確認できます。
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小さなTOEICミスを、速い判断、効果的な復習、次の学習につなげるためのページです。