😰 音声が流れた瞬間、頭が真っ白になる

TOEIC本番の緊張を和らげて、実力を出し切る方法

しっかり勉強した。
模試も解いた。
会場にも早めに到着した。

…なのに、本番が始まった瞬間、頭が真っ白になる。

リスニングの第一問。何を言ってるのか入ってこない。
心臓はバクバク。手は少し汗ばんで、頭の中はぐちゃぐちゃ。
「え?何これ…ヤバいかも…」

そんな経験、ありませんか?

まず伝えたいのはこれです:

あなただけじゃない。
そして、それは勉強不足のせいじゃない。

それは「緊張」という、ごく自然な反応です。
そして、ちゃんと対策できます。

🧠 なぜ緊張すると「知っていること」が出てこないのか?

TOEICは、単なる英語力のテストではありません。
感情をコントロールする力も問われるテストです。

人は緊張すると、軽く“戦うか逃げるかモード”に入ります。
アドレナリンが出て、頭が「危険」に集中し始めます。
その結果…

  • 長期記憶(=語彙や文法)にアクセスしにくくなる

  • 簡単な問題でも「これでいいのかな…?」と迷う

  • 音声が耳に入ってこない

つまり、知識の問題ではなく、脳の反応の問題なんです。

🧘‍♀️ 必要なのは「もっと勉強」じゃなく「もっと冷静さ」

私たちは、TOEIC700点レベルの知識を持っているのに、
本番になると500点台になってしまう人をたくさん見てきました。

原因はシンプルです。

知識が出てこないほど、緊張しているから。

だから必要なのは「もっと暗記」ではありません。
本番中に冷静さを保つ力なんです。

しかも、「リラックスしなよ」なんて雑な話じゃありません。
実際に効果がある方法があります。

🔁 本番に強くなる3ステップ・メンタルトレーニング

私たちが実際の受講生に教えている方法です。
簡単なのに効果が大きいので、ぜひ試してみてください。

① 前日に「心を落ち着けるルーティン」を入れておく

人の体は“前日の空気”を引きずります。
だから前日の夜は、あえて非勉強系のことをするのが◎。

  • 軽い散歩

  • 落ち着いた音楽を聴く

  • やさしい映画を見る など

そして、持ち物を前夜に全部そろえること。
小さな「不安の種」を消しておくだけで、翌朝の集中力がまるで違います。

② 試験直前に「身体から落ち着ける」

待機時間にできる簡単ワーク:

  • 両足を地面にしっかりつける

  • 肩の力を抜く

  • 4秒吸って、6秒かけて吐く

  • 吐く息に意識を向ける(←これが“安全だよ”というサインになります)

これを3セット。
たったそれだけで、心拍数と集中力が整ってきます。

③ もしパニックになったら? その時の“ミニ対処法”

途中で焦ったときは、こうしてください:

  • 壁や手元を1秒だけチラッと見る

  • 頭の中で、「大丈夫。落ち着いて。進めばいい」と言う

  • とりあえずマークして、次に進む

大事なのは、「パニックを止める」ことではありません。
パニックの中でも前に進めるようにすること。

💬 最後に:緊張するあなたは、弱くない

緊張してしまうのは、「準備が足りない」証拠ではありません。

それはただ、「あなたが人間だ」ということです。

そして、人間の脳には「緊張に対処する方法」があります。
それを練習すれば、本番はもっと味方になります。

あなたは壊れていない。
ただ、少し圧がかかっているだけ。
大丈夫。力はちゃんと出せます。


👉 無料の学習ブロック診断テスト、あなたのパート7の「読解の壁」をチェックしてみましょう。

連学習ブロック

Previous
Previous

🧭 準備しなきゃ、とは思ってる。…でも、本当にやる?

Next
Next

⏳ TOEICリーディング、なぜ毎回時間が足りなくなるのか?