Man studying with a tablet and open workbook on a commuter train
TOEIC判断ポイント

AlmostとMost:「ほぼ・〜近く」か「大部分」かで選ぶTOEIC判断

TOEIC Part 5では、almost と most がビジネス文の中で使われます。判断の軸は、「ほぼ・〜近く」という意味なのか、グループの大部分を表すのかです。

ここで大切なのは、「日本語でどう訳すか」ではありません。見るべきポイントは、「ほぼ・〜近く」という意味なのか、それともグループの大部分を表すのかです。

Almost = 「ほぼ」「〜近く」。Most = グループの大部分。

すぐに見るポイント

文を細かく説明する前に、空欄のまわりにある手がかりを確認します。

Almost

「完成に近い」「準備がほぼ終わっている」「数字に近い」「何かが起こりかけた」という場面で使います。

Most

employees, customers, reports, branches, orders など、グループの大部分を表す場面で使います。

判断の手がかり

Almost = 完了・数値などに近い。Most = グループの大部分。

これがMTC式の見方です。文法用語を長く考えるより、文の中で何を表しているかを確認します。

The report is almost ready.
レポートは完成に近いが、まだ完全ではありません。選ぶのは almost です。
Most employees attended the meeting.
社員の大部分が会議に出席した、という意味です。選ぶのは most です。
The delivery took almost two weeks.
2週間近くかかった、という意味です。選ぶのは almost です。
Most customers prefer online booking.
顧客の大部分がオンライン予約を好む、という意味です。選ぶのは most です。

まず確認するポイント

この使い分けは、report, deadline, meeting, survey, invoice, delivery, customer などのビジネス語彙と一緒に使われることがあります。

almost と most をどちらも「ほとんど」とだけ覚えると違いが見えにくくなります。「ほぼ・〜近く」か、グループの大部分かを分けて確認します。

almost ready / almost finished / almost complete
完成に近い状態です。選ぶのは almost です。
almost two hours / almost three weeks / almost 100 people
数値に近い表現です。選ぶのは almost です。
most employees / most customers / most reports
グループの大部分の話です。選ぶのは most です。
most of the invoices / most of the team / most of the orders
特定のグループの大部分です。選ぶのは most です。

空欄周辺の手がかりを見る

空欄の近くにある語や表現が、判断の手がかりになります。

almost の手がかり

ready, finished, complete, forgot, missed, reached, two hours, three weeks, 100 people などを見ます。

most の手がかり

employees, customers, orders, branches, documents, invoices, team members など、人や物のグループを表す語に注目します。

全文を説明する前に、手がかりを確認して答えを選びます。

Quick TOEIC check

先に選んでから、フィードバックを読んでください。クイックチェックは、「ほぼ・〜近く」か、グループの大部分かです。

1. The quarterly report is ___ complete.

2. ___ customers chose the standard delivery option.

3. The meeting lasted ___ two hours.

4. ___ of the invoices were processed before noon.

避けたい選び方

時間を意識して解くと、「見たことがある」「なんとなく合っていそう」という感覚だけで選ぶことがあります。手がかりを確認して判断します。

避けたい考え方

どちらも日本語で「ほとんど」に見えるので、感覚で選ぶ。

よりよい考え方

手がかりを見る。「ほぼ・〜近く」か、グループの大部分かで選ぶ。

これがMTC式の見方です。手がかりを見つけ、「ほぼ・〜近く」か、グループの大部分かを確認してから選びます。

時間を意識すると迷う理由

復習では分かるのに、時間を意識すると迷う場合、単語の意味だけでなく判断の手順も確認する価値があります。

練習では同じ確認手順を使います。「ほぼ・〜近く」という意味なのか、「グループの大部分」を表すのかを確認してから選びます。

クイックツール:「ほぼ」「〜近く」 = almost。グループの大部分 = most。
次のステップ

繰り返すTOEICミスを診断のヒントにする

複数の問題や練習で、同じ傾向が繰り返し見られるかを確認します。単語だけでなく判断の手順も確認します。

傾向が続く場合は、Learning Block診断で Over Thinker、Translator、Passive Listener、Speed Trap、Memoriser、Burnout の6つのパターンのうち、どれに近いかを確認できます。

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小さなTOEICミスを、より速い判断と復習につなげていきましょう。